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家づくりの現実と夢の間で安全と快適さを優先するために必要な考え方


こんにちは。

日本一熱いsmart2030  株式会社エーテルです。

「家を建てる」と一言で言っても、その背景には多くの現実的な検討が必要です。

特に、家族の成長と共に変化する生活スタイルを考慮すると、家づくりは単なる「建物を建てる」こと以上の意味を持ちます。

家族だけではなく、家づくりには、その義父母の意見なども絡んできて難しい決断をすることも多いです。


私達夫婦がいつまでも家を持てないのは、嫁の私がワガママを言って贅沢な暮らしに憧れていると思われている?と感じました。

「3000万円も4000万円も掛けて家を建てる奴はどうかしている」と釘を刺されました。

とりあえず、1000万円の家でローン10年で完済なんていうのは、義父は物価高を甘く見てますよね?

それと1000万円程度の家では大幅なリフォームが必要で、築年数も経っており、耐震が入ってなければローン審査すら危ういという事も理解してませんよね?

夫が真に受けて、自宅に戻ってから150万円の家を提示されました。(HP掲載)

どうしたら私の贅沢ではなく必要経費だという事が伝わるでしょう。子供3歳で、今の家は既に手狭です。

専門家に相談したところ「7〜800万円の家を例え1000万円掛けてリフォームしてもギリギリ審査に通るかどうか、そもそも基礎からやり直す事になる」と言われました。築年数30年以上だとローン審査が厳しいというのも調べて知りました。

このままでは倒壊寸前の廃墟を買いそうです。そこにほとんどリフォームせずに住もうとしています。もう話し合うのに疲れました…。

教えて住まいの先生


このようなことで最適な家に住むことを諦めてしまう方もいます。

家づくりの理想や現実をより理解してもらう為には、建てる側の知識の習得も重要です。

 

家づくりの費用についての現実とその理解

 

家を建てる際の費用は、単に建物の価格だけではなく、様々な要素が関わってきます。

新築住宅の場合、3000万円から4000万円の予算は、多くの家庭にとって標準的な価格範囲です。

このコストには土地の価格、建物の構造、内装、設備の質、さらには法的な費用や手数料が含まれます。

  • 土地の価格: 土地の価格は地域によって大きく異なります。
    市街地や人気の住宅地では価格が高くなる傾向にあります。
    土地を購入する際には、立地の利便性や将来の価値を考慮する必要があります。

  • 建物の構造と品質: 建物の価格は構造(木造、鉄骨造、RC造など)や品質、デザインによって変わります。
    耐震性や断熱性を高めるための投資は、長期的な住み心地やメンテナンスコストの削減につながります。

  • 設備と内装: キッチン、バスルーム、トイレなどの設備や、フローリング、壁紙などの内装材には様々な選択肢があり、これらの質やデザインによって費用は大きく変わります。

  • 法的な費用と手数料: 建築許可や登記に関わる法的な費用、建築士や不動産業者への手数料など、見落としがちなコストも考慮する必要があります。

加えて、ローンの現実を考慮する必要があります。

仮に10年以内の完済は、月々の返済額が高額になるため、家計に与える影響を慎重に検討することが重要です。

また、住宅ローン控除などの税制上の優遇措置も利用可能ですが、これには条件があります。

こうした多角的な視点から家づくりの費用を見積もることで、現実的な予算計画を立てることが可能となります。

家族のニーズや将来のライフスタイルに合った住まいを実現するためには、これらの要素を総合的に考慮する必要があります。

このように、家づくりにおける予算や手順についてはしっかりと知っておく必要があるでしょう。


安い家で十分なのか?

1000万円の予算で家を建てることは可能ですが、その場合、多くの制約が伴います。

特に築年数が経過した中古住宅では、大幅なリフォームが必要となります。

耐震性は現代の建築基準に適合しているか、家族の安全を考慮する必要があります。

また、築30年以上の物件では、ローンの審査が厳しくなることも理解しておく必要があります。

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安全と快適さを優先する視点

家族の安全と快適な生活を確保するためには、適切な予算設定が不可欠です。

子供が3歳で現在の家が手狭になっている状況を考えると、将来の家族の成長を見越して間取りや設備を計画することが重要です。

専門家の意見を参考にしつつ、リフォームだけでなく、新築の選択肢も検討する価値があります。

理想と現実のバランス

家づくりでは、理想と現実のバランスが重要です。

一方で、家族の安全と快適さを確保するためには、ある程度の予算を見込む必要があります。

他方で、過度な贅沢を避け、必要な機能に絞り込むことで、コストを抑えることも可能です。

まとめ

家づくりの過程で生じる意見の相違や現実的な制約は、多くの家庭で共通の課題です。

大切なのは、家族全員の安全と快適さを確保すること。

そのためには、現実的な予算設定と将来を見据えた計画が必要です。

家族の幸せと安心を第一に考えた家づくりを目指すことが大切です。