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住宅の仮契約後にキャンセルをしたいと考えた時の対処法
こんにちは。
”一年中秋を実現する家”エーテルハウスです。
住宅を購入する際、仮契約は一つの大きな一歩です。
しかし、仮契約を結んだ後に、転勤になってしまい事情が変わったり、どうしても納得が行かずにキャンセルを考えることもあるかもしれません。
もしこのような状況ではどのように対処すればよいのでしょうか。
今回は、仮契約後のキャンセルについて、その手続きと注意点を詳しく解説します。
仮契約とは何か?
まず、仮契約とは正式な購入契約を結ぶ前の初期段階で行われる契約のことを指します。
この段階で、売買契約を結ぶ意思の確認として、手付金が支払われることが一般的です。
ただし、仮契約書が作成されたとはいえ、売買契約は成立していないと裁判所では判断されています。
ですが、仮契約は、法的にも一定の拘束力があり、キャンセルにはペナルティが伴うことが多いのです。
(東京地裁昭和57年2月17日判決)
参考:全日本不動産協会
キャンセル料の相場
購入予定者が買受けを取りやめたことに正当な事由がなければキャンセル料が発生するのですが、実際のキャンセル料の相場どれくらいになるのでしょうか。
仮契約のキャンセルには手付金の放棄が一般的ですが、キャンセル料の相場は契約内容や地域、物件の種類によって異なることがあります。
多くの場合、手付金の全額をキャンセル料として失うことが想定されますが、手付金が物件価格の5%から10%の範囲で設定されることが多いです。
したがって、キャンセル料もこの範囲内で発生する可能性が高いです。
キャンセル手続きの流れ
キャンセルを希望する場合は、まず不動産会社や工務店など売主に連絡してキャンセルの意向を伝えます。
契約書の条項を確認し、キャンセルに関する詳細や必要な手続きを理解することが重要です。
この時点で、可能であれば法的なアドバイスを求めることも考えられます。
また、仮契約キャンセルの際は、手付金を放棄するだけでなく、将来の購入において不利な条件が付される可能性があるため、慎重な判断が求められます。
契約書にキャンセルに関する特約がある場合、そこに定められた条件に基づいて行動することが必要です。
ですので、仮契約でも契約書を交わす場合はしっかり契約を契約を読んでおく事をお勧めします。
書いてあるのに知らなかった!と後でなっても取り返しがつきませんので注意しましょう!
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仮契約後にキャンセルを考えた際には、契約内容の確認と共に、手続きの正確な理解が不可欠です。
キャンセル料の相場を事前に知っておくことで、無駄なトラブルや追加コストを避け、より良い判断が可能になります。
どんな状況も冷静に、そして賢く対処していくことが重要です。
できればキャンセルはしたくないですよね。
そうならない為にも、仮契約前に感じる不安は払拭しておく必要があります。
家づくりにはワクワクもあれば不安もまた大きくなることがあります。
そんな時には、一度こちらをお読みになってみてください。
あなたが抱える不安が読むだけで解消できるかもしれません。